さとう遥希 vol.1Haruki Sato

デビューから3年、出演作品は900本超え(総集編含む)、昨年は「スカパー!アダルト放送大賞」で見事女優賞を獲得したトップ女優さとう遥希。愛くるしい表情と敏感ボディでファンを魅了する彼女のタフさに迫る。

忙しいときは月29現場でした。寝ずに現場に行くこともザラでしたよ!

遥希ちゃんは今、3年目だよね?

そうです。実はまだ3年、なのに「貫禄があるねえ」とか言われてツラいんですよ〜だから最近、つけまつ毛を外したんです(笑)。

ん?どういうこと?

つけまつ毛を外すしたら、ちょっとは幼い印象になるのかなーって、あは。でもそこまで変わないな〜って気付いたところで(笑)。

まあキャラは変わらないですよねぇ(笑)。3年目に入った今の心境は?

最近ですか?えー、正直、目標が見当たらないんですよね。

さとう遥希

ん?なんか不穏な感じですね。

きゃははは! 最初の1年は「とにかくファンの数を増やす」というのが目標だったんです。で、すぐにキカタンになってすっごい忙しくなったら目標とかそういうのを考えるヒマも無いほど現場、現場…という生活になって。

忙しいときはどれぐらいのペースだったのかな?

月29現場のこともありましたね。だから飲みに行く暇がなくてすごい痩せてましたよ(笑)。

月29現場!月に2日休みしかないということか。スゴ過ぎる…。

で、「スカパー!アダルト放送大賞2013」の女優賞にノミネートされたときに次の目標ができました。「女優賞を獲る」って。で、その賞をありがたいことに頂いて、その次の目標が仲のいい波多野(波多野結衣)がノミネートされたので彼女にトロフィーを渡す、ということで。で、昨日、波多野が女優賞を獲ったから(注:取材時は大賞の次の日)、まさに昨日の時点で目標がなくなっちゃったんですよ〜!

無くなりたてだ!(笑)でもああいう女優賞を獲ったことによって仕事面で変化はありましたか?

うーん、なんだろ?(笑)そうでもないんですけど、それを友達に言ったら「はるきちの場合はもともとの仕事量が多かったからあまり変化に気が付かなかったんじゃない」という意見があったり。Vの現場数はあまり変わらなかったかなあ。賞を獲れたのは嬉しいけど、その後の変化は今のところあまり実感がない、というのが本音かも。

なるほど。

でもそれまでは目の前の仕事をこなすのに精一杯で、何を目標にして、どう頑張る、とか考えたことがなかったから女優賞を頂けたのは大きなきっかけだと思うな。

ちなみに私を含め普通の人からしたら、月に29現場も撮影がある、って想像もつかないんですけど、どんな風に毎日を過ごしていたの?

現場が押して終わるのが夜中になることも多くて、そんなときは寝られないこともあったし。ちょっと家帰ってお風呂入ってまた現場、みたいな。

寝ずに現場?

はい(笑)結構ザラにありましたね。

さとう遥希

ベタな質問だけど、そういう時って「明日現場飛ばしたい!」とか思わないんですか?

いや、もうほんとに倒れないかなぁってずっと思ってたんですけど、でも人間って倒れないものですね、強いんですね〜。こんなにキツい生活してるのに倒れない自分に「コノヤロー」って思ってましたよ。「倒れたら仕事、休めるのに!」とか。アハハ! でも仕事を辞めたいと思ったことは一度も無かったです。

「コノヤロー」って、アハハ。タフなんだねー親に感謝ですねえ。

ははは(笑)そうですねー。でも逆に落ち着いた時に体調崩したりして。気を張ってる時は人って倒れないんだなあと実感しましたよ。

ずばり「月に29日の現場をこなす秘訣」ってありますか?

前の日の事を忘れる、良いことも悪いことも。

切り替え、ということかな?

そうですね。私、前の日の現場がいくら遅くてもちょっと飲んだ方がコンディションいいんですよね。ビール飲んで切り替えて、また次の日に集中して、その繰り返しです。

遥希ちゃんはあまり悩まないほうですか?

その頃は悩んだり考えるヒマが無かった、だからとりあえずヤル。そんな感じでした。でも今はスケジュールを調整してもらっているから体力的にはラクになったけどその分、時間もできると余計なこと考えたり。毎日、働くことに感覚が慣れてちゃったのかも。

根っからの働き者ですね。尊敬します。

当時のことはホント記憶ないんですよ。だから一番苦手な質問って「どの作品が一番印象に残ってますか?」というやつなんです。

あ〜すみません、私も聞いちゃいます!(笑)

普通聞くじゃないですか。でも憶えてないから本当に答えるのが難しいんですよね。

いや、遥希ちゃんにはそのまま「覚えてない」と答えてほしいです。だってそれが一番リアルだから。

(さとう遥希 vol.2へつづく)