小島みなみ vol.1Minami Kojima

'11年にアリスJAPANからデビューした小島みなみ。最近はAVの枠を越えてTVバラエティや「乙女フラペチーノ」で歌やダンスを披露するなどタレント性を発揮している。3年目を迎えた彼女にデビュー秘話を聞いてみた。

震災のとき「ここで私、終わりたくない」。そう思ってデビューを決めました。

※乙女フラペチーノ…紗倉まなとのユニット

もう3周年になるんだね。

はい、あっという間でしたねー。でも最初は数本だけ撮影したら辞めるようと思っていたんですよ、ウフフフフ。そう考えると我ながらすごい成長したなって感じます!

知らなかった!そもそもAVデビューしたきっかけって?

紹介です。18の頃だったんですけど当時はフリーターで、知人から声をかけられて…そのときは断ったんですけど。で、少し経って震災が起きて…そこで「このまんまじゃヤダな。ここで私、終わりたくないな」ってなって思ったんです。

え、震災で?

はい、それが大きいですね。

小島みなみ

3.11ってどこにいたの?

パチンコ屋さん、ホールのバイトしていたんです。社員さんがお客さんの誘導をしていたんですけど、みんな避難するよりも先に玉交換をしようとカウンターが殺到しちゃって。震動で商品も落ちてくるし、でもお客さんも必死だし、「人間でコワい!」と思いました。玉交換してから逃げるというのに驚いて「私、ここで死にたくない!」って思ったんです。その時はネイルの学校に行きたいという夢もあったし、それを叶えるためにもAVに出てお金貯めようって。有名になりたいというよりも、あくまでもバイト感覚で最初はパチンコ屋さんと掛け持ちでした。こんなことデビュー当時は言えなかったなあ~ウフフ(笑)。

まあデビュー時はバレ防止のためにも色々みんな設定付けますよね。

そう。とにかくバレが怖かったから、パブもすごい狭くてコンビニのエロ本の中身までしか出なかったし。表紙はNG、新聞とかテレビなんて考えられなかった。でも今はもちろん、パブ全開です!

パブが開けたのには、何かきかっけがあったの?

「アリスた~ず」ですね。色んなことをさせてもらえるじゃないですか、ライブとかバラエティ番組とか。でもそこで雑誌の撮影をするときも私は出られない媒体があるから、私がいない別パターンも撮るんですよ、それがすごく悔しくて。「あたしも出たい!」って思い始めてきたんです。

オーディションは?

受かりました。で、お母さんに話しました。

小島みなみ

そのときどんな反応だった?

「女優さん、といってもそっちの女優さんだったんだね」って一番最初に言われて。で、「写真集を出してもらったり、テレビも決まったんだよ」ってエロじゃない部分も話して。中学のときにもグラビアにスカウトされてお母さんと話を聞きに行ったことがあったので「元々そっちに興味あったみたいだし、やりたい事ならいいんじゃない?」って言ってくれて。

すごく物わかりのいいお母様だね。

良かったです。縁切られるのも覚悟して言うじゃないですか? だけど「それは何があっても絶対無い」って言ってくれて。元々仲良しだったんですけど、益々仲良しになりました。今もなにかあったら実家に帰るし。

へえ~よかったねえ。

もうこのお仕事を隠している生活がツラ過ぎて。普段からお母さんが私の家に来ることもあったし、「昼間、働いている」って話をしていたから平日のお昼間とか家にいるときは電気も付けないで夕方まで過ごしたり…病みそうでしたね。

それはツライわ。

だから今はすごくラクになって。表情も良くなったって言われます、後ろめたさもなくなったから。だから今は新人さんとかでそういう悩みを抱えている子の話しも聞いてあげたいな~って思っています。その気持ち、分かるから。

(小島みなみ vol.2へつづく)