着エロでデビューして、それからAVに一本出て一度引退してるんですよね。
はい、色々事情があって実家に帰らないといけなかったので。
着エロでデビューすることになったきっかけは?
OLをしてたんですけど、ちょっとお金をためたくって、ネットで「高収入」「バイト」で検索したら、今の事務所が出てきたんです。
着エロの募集だったんですか?
いえ、AVのつもりだったんですけど、なんか着エロでデビューって話になって。
着エロって、もうほとんど裸みたいな感じですよね。
やっぱり恥ずかしかったですよ。印象に残ってるのは、フラフープで大事なところを隠すっていうシーンがあって……。
あ、そういえばパイパンになってますよね。これは以前からなんですか?
お仕事のためにパイパンにしました。最近、女の人の雑誌でもパイパンにするっていう記事がよくあったのであんまり抵抗なかったですね。下着集めるのが好きなんですけど、お毛毛がない方がスケスケの下着を穿いた時に見栄えがよくて、これはいいぞって思いましたね。
自分で剃ったんですか?
私はお店でワックスでやってもらいました。今もパイパンにしてっていうお仕事がよく来るので、その度にツルツルにするんですが、だんだん薄くなって来ちゃって悩んでます。私的には、お毛毛があった方がエロいなって思ってるんですけど。
着エロの撮影の感想は?
実は写真とか撮られるのも好きじゃなかったんですよ。だから、なんで私、この仕事に応募したんだろうって自分でも思って。この頃は撮られるのは憂鬱だったんです。でも、最近はむしろ撮影が超楽しくて。撮られ方がわかってきたんですよね。だから今はいっぱい撮られたいと思ってます。
そしてその後、一本だけAVに出演してるわけですが。
実家に帰らなくちゃいけなくなった時に、せっかくだから一本だけ出たいって事務所にお願いしたんですよ。
AVに出たかったんですか?
どうせここまでやったなら、もったいないかなって(笑)。そういうことをすることに。あんまり抵抗なかったんですよ。
でも着エロの撮影とは、だいぶ違うわけですよね。セックスもするわけですし。
さすがに撮影の直前は緊張しましたけど、現場も雰囲気を作ってくれるじゃないですか。だから、気づいたら終わってたという感じでした。今、こういうことをしているのは、彩城ゆりなで、本名の自分じゃないって思うと恥ずかしくない、みたいな。
それが「パイパン着エロアイドル1本限りのAV解禁♪」(kawaii*)ですが、本当に「最初で最後のAV出演」ということだったんですね。
そうです。それでもう田舎に帰るつもりだったんです。でも、また東京に来れることになって……。ただ、最初はAVに戻る気はなかったんですよ。
じゃあ、どうして復帰を?
田舎に帰ってからも、マネージャーさんがちょくちょく電話くれてたんです。それでこの人たちと、またお仕事したいなって思ったんですよね。
ということは、AVのお仕事自体も嫌ではなかったってことですよね。
そうですね。嫌だったら、戻ってこないですよ。撮影も楽しいです。現場に行くと、お菓子とかいっぱいあるじゃないですか。いつも、まずそれを見てニヤリってします(笑)。
お菓子なら、別にAVに出なくても買ってくれば(笑)。
今日はどんなことするのかなって、思うとドキドキしちゃうんですよ。
さっき、本名の自分とは違うって言ってましたけど、やっぱり仕事でするセックスと、プライベートは違うんですか?
最初はそうだったんですけど、最近はだんだん彩城ゆりなと本名の自分が一体化してる感じなんです。BlogとかTwitterなんかもあるせいか、私生活とくっついてきた。彩城ゆりなが自分を侵食してきた(笑)。仕事もそのままの自分でやろうって思ってます。だから、今は普段のエッチと撮影のエッチ、あんまり変わらなくなって来ましたね。逆にプライベートのエッチの方も侵食されて来ました。こういう仕事する前は、いたってノーマルで何も知らなかったんですけど、色々開発されたというか(笑)。
(彩城ゆりな vol.2へつづく)